人気の御朱印めぐり きぬかけの路周辺コース
お寺・神社へのお参りの証としていただく御朱印。
各寺院ごとに趣きがあり、近年御朱印集めが人気を博しています。
御朱印は御本尊、御神体の分身として授ける神聖な物なので、作法を遵守していただきましょう。
マナーとして最初に参拝して、手を合わせます。そして、御朱印をいただいている際は、電話やおしゃべり、写真撮影は禁止です。また、両手で受け取る様にし、感謝の言葉を伝えましょう。
今回は金閣寺、龍安寺、仁和寺の3つの世界遺産をむすぶ「きぬかけの路」とその周辺の妙心寺、等持院などをめぐるコースです。
※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。
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金色に美しく輝く舎利殿が有名な世界遺産、金閣寺。金閣の2層と3層は漆の上から純金の箔が張ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、上には中国でめでたい鳥といわれる鳳凰が輝いています。また、金閣前の鏡湖池に映る「逆さ金閣」の美しさも見事です。
通常の御朱印の他にも枚数限定特別御朱印も頒布されていることもあります。市バス「金閣寺道」乗車〜「立命館大学前」下車 【約5分 】
徒歩 【約10分】
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足利氏の菩提寺であり、足利尊氏の墓所でもある等持院。
名物の達磨図は、天龍寺の元管長で等持院の住職でもあった関牧翁老師の作。池を回遊できる庭園は高僧にして天才造園師と謳われた夢窓国師の作といわれています。
御朱印は足利尊氏の念持仏と伝わる「利運地蔵尊」がご用意されています。徒歩 【約13分】
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枯山水の石庭が人気の世界遺産、龍安寺。イギリスのエリザベス女王が日本を訪れた際に絶賛したことから「ロックガーデン」として海外でも有名になりました。
一般的な御朱印では御本尊が書かれていますが、こちらでは「石庭」のみ。石庭で有名な龍安寺らしい御朱印です。徒歩 【約12分】
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御室御所という別名の通り皇室と縁が深く、明治期まで皇族が住職を務めた寺院です。その面影を残す「御殿」の宮廷風建築は見どころです。
京都三弘法や京都十三仏などの札所になっており、通常8種類の御朱印が授与されています。徒歩 【約10分】
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妙心寺境内北東に位置する、通年公開されている妙心寺塔頭のひとつ、桂春院。定番の御朱印の他、毎月内容が変わる見開きの御朱印が用意されており、季節感のある絵を背景に、ご住職が選んだ禅語などが書かれています。
徒歩 【約7分】
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全国に3,400の寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山、妙心寺。10万坪の広大な敷地に46もの塔頭寺院が立ち並び、まるで一つの町のようです。
日本最古の梵鐘や法堂にある狩野探幽が描いた通称八方にらみの龍といわれる「雲龍図」など見どころも多数。
また、季節ごとに色が変わる美しいカラフルな御朱印がいただけます。徒歩 【約4分】
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非公開の塔頭が多い中、退蔵院は通年公開されています。
山内屈指の古刹で、日本最古の水墨画「瓢鮎図(国宝)」でも有名で、境内には元信の庭、陰陽の庭、余香苑、そして通常非公開の方丈庭園と4つの庭園をもつ妙心寺最大の庭園寺院です。
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