天龍寺
足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺、世界遺産・天龍寺。
特別名勝の庭園、諸堂、法堂の天井画など、見どころは盛りだくさん。
その中でも、夢窓国師作庭の曹源池庭園は、日本で一番最初に史跡・特別名勝に指定されました。王朝文化の優美さと武家文化の荒々しさを巧みに融合し、嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園でもあります。
お寺・神社へのお参りの証としていただく御朱印。
各寺院ごとに趣きがあり、近年御朱印集めが人気を博しています。
御朱印は御本尊、御神体の分身として授ける神聖な物なので、作法を遵守していただきましょう。
マナーとして最初に参拝して、手を合わせます。そして、御朱印をいただいている際は、電話やおしゃべり、写真撮影は禁止です。また、両手で受け取る様にし、感謝の言葉を伝えましょう。
今回は京都屈指の観光地、嵐山、嵯峨野周辺をめぐるコースです。
また、嵐山・嵯峨野周辺は紅葉の時期限定で公開されている寺院も多くあり、公開時期とタイミングを合わせて訪れてみるのもいいかもしれません。
※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。
足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺、世界遺産・天龍寺。
特別名勝の庭園、諸堂、法堂の天井画など、見どころは盛りだくさん。
その中でも、夢窓国師作庭の曹源池庭園は、日本で一番最初に史跡・特別名勝に指定されました。王朝文化の優美さと武家文化の荒々しさを巧みに融合し、嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園でもあります。
徒歩 約1分
臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつで、春秋に特別公開されるお寺です。
嵐山を借景にした獅子吼(ししく)の庭が有名で、獅子型の岩やお釈迦様・文殊菩薩・普賢菩薩に例えた三尊石、鯉が滝を上る姿を描いた岩などがあり、200数十本の紅葉が作り出す景色は、まさに圧巻です。
徒歩 約10分
嵯峨野竹林の中にあり、源氏物語の舞台にもなった野宮神社。縁結び、悪縁切の神様として人気で、境内にある「お亀石」をなでると、1年以内に願いが叶うと言われています。
また、クヌギの木の皮を剥かないまま使用する黒木鳥居は、日本最古の鳥居の様式です。その趣は、朱塗の鮮やかな鳥居とは違い、嵯峨野の自然と見事に調和しています。
徒歩 約8分
国の重要伝統的建造物群保存地区・嵯峨鳥居本の入り口に位置し、茅葺屋根の閑雅でどこか懐かしい佇まいを慕って、今も昔も訪れる人が絶えません。
松尾芭蕉の弟子、元禄の俳人向井去来(むかいきょらい)が居住し、営んだ草庵で、松尾芭蕉も3度訪れ、とりわけ元禄4年の初夏には長く滞在し、落柿舎を拠点として嵯峨嵐山の名所名刹を巡り、その記録を名作『嵯峨日記』として遺されています。以来多くの俳人が訪れ、庭には彼らの句碑が残っており、落柿舎は「俳諧道場」として世に聞こえ、今も風雅を愛する多くの方々に親しまれています。
徒歩 約4分
小倉山の山腹、静寂で清らかな、まるで常寂光土に遊ぶような趣があるということから名付けられた、常寂光寺。茅葺きの仁王門をくぐり石段を登ったところには本堂、その後方には多宝塔が建ち、そこから眺める嵯峨野の景色は絶景です。春の新緑、秋の紅葉は京都屈指。ぜひ訪れたい古刹です。
徒歩 約4分
嵐山を代表する、嵯峨三名跡のひとつ、二尊院。
本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀られているため、二尊院と呼ばれています。伏見城から移築された総門(薬医門)からは、紅葉で敷きつめられた参道が続き「紅葉の馬場」とよばれる紅葉の名所です。紅葉シーズンのイロハモミジとソメイヨシノが織りなす秋の錦は絶景の一言に尽きます。
徒歩 約5分
平家物語の「悲恋の尼寺」として有名なお寺で、平清盛の寵愛を失った祇王が妹の祇女、母・刀自とともに尼僧となり生涯を過ごした、と伝わります。
深い緑に囲まれた境内に、ひっそりと佇む茅葺きの草庵が印象的。
緑の苔や青もみじに囲まれた美しい庭が有名で、晩秋には苔庭一面が、紅や黄の落葉による「散り紅葉」の庭になり、格別の風情があります。
徒歩 約9分
建立は平安時代。白河天皇の祈願寺として創建されました。
かつては敵同士であった楠木正行(楠木正成の息子)と足利義詮(室町幕府の2代将軍)の菩提寺でもあります。
朱印にもお寺を象徴する二人の名と家紋入りが並んでおりは個性的です。
秋の紅葉の美しさは素晴らしく人気のスポットです。
徒歩 約4分
通常は非公開ですが、紅葉シーズン限定で公開されます。
鎌倉時代の歌人である藤原定家が、百人一首を選んだ山荘跡と伝わります。
百人一首ゆかりのお寺らしく、流れるような文字で藤原定家が詠んだ和歌「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩もしほの 身もこがれつつ」と書かれた御朱印が魅力です。
徒歩 約6分
「嵯峨の釈迦堂」で知られる浄土宗の古刹。
本尊はインド、中国、日本と三国伝来の釈迦如来像の国宝で、宝物殿には源融がモデルという阿弥陀三尊像の他、多数の宝物が安置されています。
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