ご賛助企業紹介 - 京都の伝統、お手軽に -
茶道具卸商 出野祐商店
両替町通は京都では比較的新しく、秀吉の天正の地割により新設された通り、北は丸太町通から南は三条通まで、烏丸通の一筋西を走る通りです。家康によっては、押小路通との交差点付近に金座を、さらに金座の南に伏見から銀座が移転し設けられました。通りの名の由来、両替商が多く集まり金座・銀座跡には現在も石碑がのこっています。
出野祐商店はさらに、押小路通を北へ二条との中間あたり東側にある、昭和初期からの茶道具卸商です。
京都ではおもてなしを文化とし、長年にわたり受け継がれてきた伝統的な美術・工芸の技、そして美しい四季とともに暮らす生活文化が息づいています。禅とともに京都に伝わった、茶道もおもてなしの心といいます。 一杯の茶を差し上げる。それだけのことであり、それを含んだ全てのことというそうです。 出野祐商店さんでは年に2回、特設会場や店舗で小売店などのお客様を案内状で招待し、おもてなしをされています。また茶道具だけでなく、次世代を担う若手作家の作品や引出物としての食器まで扱っておられるそうなので、初めてでもご相談されれば良いものが買えるかもしれません。
○3月の開催では、主にお茶の道具でお抹茶などとともに、いろいろな作品がならんでいます。
清水焼のはんなりした優しい桜のお茶碗×1点
- 大正元年
- 初代与し三 五条坂にて開窯
- 昭和36年
- 五条坂に生まれる
父・叔父の許、作陶を修業 - 平成4年
- 四代目襲名
- 平成7年
- 大徳寺塔頭端峯院 前田昌道老師より
吉峯窯の窯名を賜る - 平成11年
- 12月没
北原美紀 平成の作陶、清水焼ペンダント×2点
- 平成元年
- 広島生まれ
- 平成23年
- 京都伝統工芸大学校、放送大学校 卒業
現在京都にて作陶
親しみ易く、広い世代の方に好まれる作品を目標に
制作されています。
耳より・・・
出野祐商店は通信販売やインターネット通販をされていません。また小売の販売もなさっていませんが、取扱いの商品は茶道具だけではありません。「京都デザインのサイトを見た」おっしゃっていただくと、進物の御用や引き出物など、複数でのお問い合わせには対応されるそうです。
出野祐商店
〒604-0846
京都市中京区両替町通二条下ル金吹町475
- TEL
- (075)211-8378
- FAX
- (075)223-5341
- denoyou@hera.eonet.ne.jp
- 最寄り駅
- 京都地下鉄「烏丸御池」 / 市バス「烏丸二条」
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