京の花暦

主な名所

• 円山公園
• 醍醐寺
• 嵐山
• 平野神社
• 祇園白川
• 仁和寺
• 京都御苑
• 哲学の道
• 清水寺
• 平安神宮
• 二条城
• 上賀茂神社
• 半木の道
• 京都府立植物園
• 毘沙門堂

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• 哲学の道へ行くなら...　⇒銀閣寺・哲学の道～南禅寺散策コース
• 平安神宮へ行くなら...　⇒岡崎界隈十石舟 桜めぐりコース
• 京都御苑,半木の道へ行くなら...　⇒出町柳周辺 桜散策コース 桜めぐりコース

特集

ツツジ科の植物で、色は白からピンクまであり、スズランのような壷形のかわいい花をいっぱい咲かせますが、葉には毒性があります。「馬」が葉を食べると神経が麻痺し「酔」ったような状態になる「木」というところから名前が付けられました。奈良時代に書かれた「万葉集」の中でも「我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり」と読まれるなど、古くから自生していたと考えられます。

主な名所

• 大原野神社
• 高台寺
• 天龍寺
• 真如堂

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• 真如堂へ行くなら...　⇒歩いて楽しむ岡崎エリア1

常緑低木で、4月から5月頃にかけ先端が3〜4cmほどの小ぶりの花を開花させます。花色は白、紅、紅紫、ピンクなどがあり、花の形も品種によって微妙に異なります。元禄つつじブームのときに庶民に人気があったのが霧島躑躅であり、江戸時代に日本中で栽培され、現在も町を歩けば普通に目にすることができます。

主な名所

• 長岡天満宮
• 龍安寺
• 清水寺
• 青蓮院
• 平安神宮
• 梅宮大社
• 隨心院
• 曼殊院門跡

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• 哲学の道へ行くなら...　⇒歩いて楽しむ祇園界隈2

石楠花は、迫力ある大きく豪華な花びらをつけることから「花木の女王」と呼ばれています。赤や白の花をつけるものが多かったのですが、品種改良が進み、現在は黄色やピンクなどの花をつけるものもあり、樹高や樹形も多様になっています。元々は高山の奥地にしか自生していなかったことから、石楠花は採取がしにくく、「高嶺の花」の由来になったほどです

主な名所

• 三千院
• 龍安寺
• 実光院
• 善峯寺

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• 三千院へ行くなら...　⇒建礼門院ゆかりの大原めぐり

古くは「万葉集」にも詠まれているなど古くから鑑賞用として親しまれ、江戸時代には庭園に植える植物として人気を博したことにより、園芸用の品種改良が進みました。桜の季節が終わった4月下旬～5月下旬頃、赤、ピンク、白色の花を咲かせ、日本で最も親しまれている花木の一つとして、公園や道路脇などにたくさん植えられています。

主な名所

• 長岡天満宮
• 詩仙堂
• 東寺
• 三室戸寺
• 梅宮大社
• 神泉苑
• 下鴨神社
• 妙満寺

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• 詩仙堂へ行くなら...　⇒平安神宮から下鴨コース

「万葉集」に歌が詠まれているほか、「古事記」には「都婆岐」の記述、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されているなど、歴史も古い日本を代表する樹木です。室町時代には観賞用として盛んになり、戦国時代には豊臣秀吉などにより茶の湯の茶花としても好まれました。ただし花首から落ちる散り方から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には敬遠されていたとも言われています。

主な名所

• 地蔵院（椿寺）
• 平野神社
• 法然院
• 平岡八幡宮
• 等持院
• 真如堂

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• 等持院へ行くなら...　⇒金閣寺から嵐山界隈コース

歴史は古く、弥生時代に中国から伝わったとされています。古事記にも桃の花の記載があり、平安時代には桃の節句に飾られるようになりました。バラ科の落葉中高木で樹高は8mに達し、春に華やかで美しい可憐なピンクや白の花を咲かせます。花の大きさは3～4cmで、一重咲きや八重咲きなど、花姿にバリエーションがあります。日本で桃の節句といえば「ひなまつり」。女の子が無事に育つように願いをこめて家族みんなで祝う行事として続いています。

主な名所

• 京都御苑
• 首途八幡宮

マメ科のつる性落葉低木で、4～6月に蝶のような形の小花を房状に垂れ下げ、幹の方から先端に向かって咲き進めます。この特性から、日差しよけのための藤棚仕立てにされることが多いです。また、「古事記」「万葉集」ほか「源氏物語」「枕草子」「平家物語」などにもその名前が見られ、古くから親しまれている植物です。

主な名所

• 平等院
• 退蔵院
• 城南宮
• 詩仙堂

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• 平等院へ行くなら...　⇒源氏ロマンの宇治から伏見へ

平安時代と古くから親しまれてきた花木で、江戸時代に品種改良が進んだと言われていて、赤色や白色など今では200種類以上の品種が存在します。瓜に似ている果実が実るため、木になる瓜で「木瓜（もけ）（もっけ）」と呼ばれ、それが訛ってボケとなったと言われています。また花と実の断面をモチーフとした「木瓜紋」は、日本の五大紋のひとつで、その中でもボケの五弁の花を模った「五つ木瓜（いつつもっこう）」は、戦国武将、織田信長の家紋です。

主な名所

• 等持院

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• 等持院へ行くなら...　⇒金閣寺から嵐山界隈コース

中国原産で、日本をはじめとしたアジア地域では、古くから「花の王様」と呼ばれて親しまれてきました。直径10〜20cmにもなるボリュームたっぷりのあでやかな花姿は、気品と風格を漂わせます。その姿は、美人の形容にたとえる「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」のことわざに使われるほど。

主な名所

• 乙訓寺
• 大原野神社
• 善峯寺

花の直径は2～3cmと小さく、花びらは一重もしくは八重。オレンジ色に近い黄色い山吹色の花が咲き、「万葉集」にも詠まれるなど、たくさんの和歌にも詠まれてきたことから、山吹は春の季語とされています。また、江戸城を建築したことでも知られる太田道灌が、有名な歌人になるきっかけとなった逸話がよく知られています。

主な名所

• 京都御苑
• 松尾大社
• 城南宮
• 貴船神社
• 下鴨神社