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出町柳長徳寺のオカメ桜。この桜が満開になると、京都御苑の糸桜が咲きはじめます。濃いピンク色が特徴的な桜です。千本釈迦堂のお亀桜とは、少し種類が違う。

一条戻り橋、三条大橋、そして東寺。市内の河津桜でよく知られているところです。そろそろ満開。

三十三間堂に1本の河津桜が満開になっています。　桜を通しての本堂の景観は、また趣があります。

見頃を迎えた東寺も河津桜。枝垂れの桜が有名な当時ですが、一足先に河津桜も楽しめます。

ここまで通常時間の東寺の姿をご紹介しましたが、桜の季節にはライトアップされた夜の東寺を見ることもできます。まずは五重塔から。

京都御苑の枝垂桜と較べて少し大きめの花弁が重なり合い、ピンク色の濃さに変化を持たせています。またこちらの桜の方が、力強くも見えます。

五重塔は足元を桜に囲まれ、あたかも塔が桜の雲間に浮かんでいるように見えます。

東寺も白い桜とピンクの桜があるようで、より華やかな桜景色を演出しています。ピンクとはいえ、あくまで淡い色のため、白と調和できるのが特徴でしょうか。

弘法大師の「不二の教え」つまり”二つと無い貴重な教え”に因んで命名された枝垂桜です。２００６年に弘法大師の帰朝後１２００年を記念して信者から寄贈され、高さ１３メートル、枝張り１０ｍの巨木ながら、ここに移植されました。景色に溶け込んでいますが、つい１０年前のことだったんですね。

京都御苑の北の端にある近衛邸跡には池があり、水面に映る桜が見られます。京都御苑はそれ自体が巨大な庭ですから、桜と池、桜と苔のように、お気に入りの桜コラボを探すのも一興です。