京都の観光スポット

ほうしゃくじ

宝積寺

宝積寺は、山城国(京都府)と摂津国(大阪府)の境の古くから交通・軍事上の要地であった天王山の山腹に建てられた寺院です。神亀元年(724年)に聖武天皇の勅願により行基が建立したと伝えられています。

金運アップのパワースポット

聖武天皇が即位以前、夢の中に現れた龍神から「打出」と「小槌」(打出と小槌は別のもの)を授けられ、それに75日間祈ったところ無事天皇に即位することができたことから、「宝寺」という別名があり、大黒天宝寺ともいわれています。
 
昔話の「一寸法師」に登場する「打出の小槌」。一寸法師(実際は普通の身長の男性)がここ宝寺で修行し、お寺にあった「打出」と「小槌」のご利益で鬼を退治したことからお姫様と結婚し出世がかなったという話が、寺伝として伝わっています。
「打出」は実りの種を蒔くために土にさして穴を開けるためのもの、「小槌」は実りを祈願して振るためのもの。 今でもお寺には古より伝わる「打出」と「小槌」が保存されています。

秀吉由来

天正10年(1582年)に羽柴秀吉と明智光秀が、山崎の合戦をおこなった際に、秀吉の本陣が置かれた場所でもあります。
秀吉が山崎の合戦の勝利を記念として一晩で建設したといわれる「一夜の塔」よ呼ばれる三重塔や、秀吉が腰かけたとされる「出世石」なども残されています。この石の前で祈念すると「立身出世」のパワーを戴けるといわれています。

閻魔王堂

本堂内安置の十一面観音菩薩立像、仁王門の金剛力士像及び収蔵庫に安置される閻魔王像と眷族像が重要文化財に指定されています。中でも日本一の閻魔大王坐像とそれを取り囲むように祀られている4体の仏像と神像は、見る者を圧倒する迫力があります。

春の大祭 鬼くすべ

宝寺開山(724年)以来1260余年間続いている儀式で、毎年4月18日に行われます。
「鬼くすべ」とは本堂の鴨居に75個の鏡餅を懸け、檜葉をくすべ、もうもうたる煙の中、桃の弓と蓮の矢で悪魔を退散させ、厄除開運を祈祷する古式ゆかしく野趣に富んだ儀式です。
健康・智恵・金運の三福が授かる福餅まきも開催され、大勢の参拝者でにぎわいます。

別名
宝寺
所在地
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原一番地
TEL
075-956-0047
山号
天王山
宗派
真言宗智山派
本尊
十一面観音
創建
724年
開基
行基
文化財

本堂・仁王門(京都府登録文化財)、三重塔・木造十一面観音立像・木造閻魔王坐像ほか(重要文化財)

ご利益

商売繁盛 開運 金運


料金

境内拝観無料
※本堂・閻魔堂拝観有料

時間

9:00~16:00

駐車場

有り

交通アクセス

阪急京都線「大山崎」下車、徒歩約10分
JR京都線「山崎」下車、徒歩約10分

公式ウェブサイト
https://takaradera.net/
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※ [  ] 内は、宝積寺からの直線距離

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