京都の観光スポット

むこうじんじゃ

向日神社

  • 桜の名所

向日神社は、京都府向日市の神社で向日明神とも呼ばれています。
元々は、同じ向日山に鎮座する「向神社」(上ノ社)「火雷神社」(下ノ社)という別の神社だったそうです。いずれも延喜式神名帳に名前が記されている古社です。
 
向神社は御歳神(向日神)が向日山にとどまり、稲作を奨励したことに始まるといわれ、また火雷神社は神武天皇が大和国橿原から山城国へ遷った際に火雷神を祀ったことが始まりと云われています。
 
火雷神社は養老2年(718年)の社殿の改築にあたり玉依姫命と神武天皇を合祀しましたが、中世に至ると荒廃し、建治元年(1275年)に向神社が併祭することとなり、向日神社と社名を改めて今日に至ります。

本殿

室町時代の流れ造りの建築様式「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」の代表的な建築物で、国の重要文化財に指定されています。こうした古建築の本殿であることから、東京にある明治神宮の本殿のモデルともなり、明治神宮の本殿は向日神社の本殿を1.5倍のスケールにして建てられているそうです。

春の桜、秋の紅葉

春には見事な桜が境内、参道を彩ります。
1100本とも言われる桜が境内を彩るほか、入口の大鳥居から本殿へ向けて緩やかな坂道が真っ直ぐ続く石畳の参道が見事な桜のトンネルとなり、見応えがあります。
また、秋には紅葉した楓のトンネルができ、四季折々の風景を楽しむことができます。

別名
向日明神
所在地
〒617-0004 京都府向日市向日町北山63
文化財

本殿(流れ造り様式)(重要文化財)
日本書紀 神代巻の下巻(重要文化財)
飾太刀 天狗久光作
小野通風の筆による「正一位向日大明神」の額
「向日神社政印」の銅印
豊臣秀吉および徳川歴代将軍の御朱印状

御祭神
向日神
火雷神
玉依姫命
神武天皇
交通アクセス

阪急「西向日駅」下車、徒歩8分

公式ウェブサイト
http://www.geocities.jp/mukojinjahp/index.htm

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